今週は統一協会ネタ2本!
小林よしのりライジングVol.451
配信です!
今週号のタイトルは
「“拉致監禁して脱会強要”
これ、統一協会のキャンペーン用語です」
トップは
「泉美木蘭のトンデモ見聞録」
連日のマスコミ報道によって、
統一協会の悪質な実態が次々明らかとなり、
30年遅れたものの、ようやく「カルト」として
社会から排除されることとなりそうな
流れとなっているこの現在において、
これに真っ向から逆行して流れを
押し戻そうとする、奇妙な雑誌がある。
それが、花田紀凱編集長の
「月刊Hanada」だ!
安倍晋三マンセー雑誌として商売していた同誌は、
その安倍を失った後の生き残りを、
統一協会マンセー雑誌になることに賭けたらしい!
最新号では、信者家族が信者を脱会させようと
して行った必死の試みを、全て信者側の立場から
「拉致監禁して脱会強要」として書いた
記事を載せている!
だがこの件、家族の側に立てば、
見えてくるものは全く異なる。
ついにカルト雑誌に堕した
自称保守雑誌の末路はどっちだ?
ゴーマニズム宣言は
「【我、マインドコントられる。ゆえに壺あり。】
―統一協会の報道は面白い―」
カルト雑誌と化した「Hanada」と同様に、
統一協会の実態を暴き続ける現在のメディアが
苦々しくてたまらないと思っているのが、
これも安倍マンセー派だった三浦瑠麗だ。
最近では明らかにいら立ちを隠せない様子で、
「もう統一協会の話題は食傷気味」だの
「そこまで毎回ワイドショーが扱うのはやりすぎ」
だのという発言を繰り返している。
だが、残念でした!
いくら三浦瑠麗が「国際政治学者」の肩書で
偉そうに言ったところで意味がない。
統一協会の報道は面白い!
面白くて、人々の関心が持つ限りは、
報道は続く!
安倍マンセーでさえなければ、
面白いものを楽しむことができたのに、
三浦瑠麗も、花田紀凱も、
イラついた毎日を過ごすばかりでなく、
カルトと一体化した正体まで世の中に
晒す結果になっているのだからお気の毒!
【今週のお知らせ】
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」
…「月刊Hanada」はすっかり「統一協会の機関誌」として商売する方向で固めたようだ。2022年12月号では、福田ますみというノンフィクション作家を起用し、『新聞・テレビが報じない“脱会屋”の犯罪』なるルポをスタート。統一協会に入信したのち、家族に引き戻されて脱会説得を受けたものの、協会に戻ったという信者の「証言」を元に書かれている。しかしこの「証言」、まったく逆の目線「脱会を説得した立場」から見るとまったく違う事実が見えてくるのだ。“拉致監禁して脱会強要”…統一協会によるキャンペーン用語に惑わされるな!!
※「ゴーマニズム宣言」
…「安倍マンセー」の信者は統一協会問題が追及されることにイラつき、「食傷気味」「やりすぎだ」だのとテレビやSNSで躍起になって発言している。しかし今回、安倍元首相の銃撃事件によって、再び統一協会のヤバすぎる真実が明らかになり、報道が過熱してるのは喜ばしいことだ。不謹慎な言い方だが、食傷気味どころかネタが豊富すぎる、関係する人物のキャラが立ちすぎる、単純に報道が面白いんだから仕方がない。そして【30年もあると人間はどこまでも堕落する】ということもまた明らかになった。彼はどこまで晩節を汚して終わることになるのだろうか!?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」
…政府与党は何故そこまでしてマイナンバーを普及させたいの?
玉川徹氏の復帰・謝罪をどう見た?
新しい歴史教科書をつくる会は統一協会に乗っ取られた?
国葬に相応しい人物とは?
完全に居直っているように見える河野太郎、今後考えを改めることはある?
棋士の佐藤天彦九段がマスク不着用で反則負けとなった件をどう思う?
「円安は輸出や観光業にとって追い風だ!」という意見は本当?
子供のまま成長が止まってほしいと考えたことはある?
…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第274回
「“拉致監禁して脱会強要”これ、統一協会のキャンペーン用語です」
2. ゴーマニズム宣言・第480回
「【我、マインドコントられる。ゆえに壺あり。】―統一協会の報道は面白い―」
3. しゃべらせてクリ!・第407回
「何ごとでしゅか? 貧ぼっちゃまと弟妹の集団土下座ぶぁい!の巻【後編】」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記